先日某大会について書きましたが、感心した事と残念だった事を書きます。
まず感心した事は、女の子のパワーです。
今回5、6年女子で同門対決がありました。
これまでは、こ○あの方が圧倒的に入賞し、も○ぎは敢闘賞クラスでした。
しかし、も○ぎはどんな時でも仲間を祝福し、最後の集合写真でも笑顔。
色んな思いがあるでしょうが、みんなの前ではいつも通りの明るさを見せる子です。
そんなも○ぎが、最近急上昇。
数々の大会で入賞し、東京都のジュニア強化選手にも選ばれました。
も○ぎは、もともと空手が大好きな子です。
真面目に一生懸命やってきた成果がでてきたんですね。
そうなると、こ○あにとって油断できない相手になりました。
も○ぎが入賞し、自分が賞をとれないのは、やはり悔しいのでしょう。
当然の心理です。
しかし、それがいい意味でバネになりました。
今大会のこ○あの気迫は物凄かったです。
準決勝であたった二人ですが、こ○あが思わずも○ぎの顔面に強烈なパンチを入れるほど。
終始こ○あが攻め続け、も○ぎに試合をさせませんでした。
普段仲良しの二人ですが、試合は別人です。
今回はこ○あの圧倒的な気迫勝ちで、その気持ちの強さに感心しました。
今度はも○ぎが向かっていく番でしょう。
ライバルはお互いを強くします。
光咲がそうだったように、身近な所にライバルがいるというのは、幸せな事です。
今の志木支部もほとんどが同学年で、ライバルがたくさんいます。
相手がいるから強くなれる、一人では決して強くなれないという事を忘れないで下さい。
そして、光南。
重度の喘息で長い練習が出来ず、メンホーをつけての組手は相当辛いようでした。
しかし、形で入賞するようになってから、自分でできる空手を見つけたのでしょう。
体は小さいながらも、光南の堂々とした形は迫力があります。
今回準決勝で負けた後、光南は会場の片隅で形の練習をしていました。
この気持ちが大切です。
負けを引きずったり、逆に負けを気にせずゲームをしている子とは雲泥の差。
何故負けたかを考え、すぐに修正する。
光南のこの姿勢は素晴らしい。だから入賞できたのです。
それから、唯一男子で入賞したま○と。
剛柔の道場の子に、剛柔の形で勝ちました。
細かい部分を見れば色々課題はあります。
しかし、ま○とにはそれを感じさせない位の力強さがあるのです。
魅せる形ではなく、全身で形をする。
その気持ちが審査員の心をうつのでしょう。
あの大会で3位になったのは、本当に立派でした。
以上が、まず感心した事です。
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