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【2025/07/05 05:25 】 |
親の気持ち
以前私は、子供は最初から勝たない方がいいと言いました。

これはあくまでも私の考えですが、勝ちから始まると、子供も親も

期待が大きくなりすぎるからです。

どんな選手でも勝ち続ける事はできません。

スランプがあり、挫折があり、そこで一回りも二回りも大きくなるのです。

つまり、負けを自分の糧にできるのですね。

しかし、勝ちから始まると、負けた時の自分を対処できず、挫折を

乗り越えられません。

特に親の方にこのパターンが多く、今まで勝ってきたのに…とか

もうこの子はだめだろうと勝手に諦め、辞めさせていくんです。


はっきり言って、志木支部の子供たちのレベルはまだまだです。

小さな大会では勝つ事もあるでしょうが、大きな大会にいけば

周りのレベルの高さに打ちのめされ、今の自分の力を知るでしょう。

しかし、これは当然なのです。

支部の子供たちは長い子で1年半、簡単に勝てる訳がないのですから。

特に形は年数が必要だと言いました。

形は順番通りにやればいいのではなく、内から出てくる見えない力が

必要です。

これは何回ビデオを見ても、人の真似をしても習得できないでしょう。

よく難しい形をきれいにやっていても、基本形を一生懸命やる子の方に

旗が上がるというのはその為です。


例をあげると、組手で成績をあげているみ○きが、形でもそこそこ勝ち進みます。

よく見ると細かいダメ出しはたくさんあるのですが、この子には人を

ひきつける力があるから勝ってしまうんです。

この子は形のビデオを一切見ないと言っていました。

ただ、指導者の教えを素直に聞き、自分なりに精一杯表現しているので

審査員の心に響くんです。

もちろん、形で優勝するためには実力も必要なので、大きな大会では

玉砕するのですが。

しかし、私は子供の内はこれでいいと思っています。

今から大人のような形をやっていたら、この先伸びしろがないじゃないですか。


幼児から始めて、武徳会では上位に入る「た○や」や「ま○と」でさえ、

勝ちきれていません。

み○きが形で優勝するようになったのも、5年生になってからです。

今上位にいる子も長い年月がかかり、多くの負けを体験しているのです。


だから、簡単に勝てるのものではないと、支部の子供達にも親にもわかって欲しい。

私たちは、今何が必要で、何をやったら勝てるかきちんと考えて指導しています。

もっと先に進ませたいという親御さんの気持ちもわかりますが、焦らず

長い目で子供を見てあげて下さい。


今できることを精一杯やっていれば、必ず大成します。

いや、させますから






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【2012/11/02 00:09 】 | 支部長ブログ | 有り難いご意見(0)
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