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昨日は全国道場選抜大会。 この大会は、全国の道場から選ばれた選手が出場する、かなりレベルの高い大会です。 今回は全国から1000名を越える参加で行われました。 志木支部からも3名の選手が出場。 武徳会からも多数の選手がエントリーし、熱戦を繰り広げました。
しかし私は審判員だったので、残念ながら子供達の試合は殆ど見る事はできませんでした(-_-;)
勝者の条件 私の担当するコートでこんな事がありました。 形の試合で2回戦目までは、基本形しか出来ない。 しかし、2回戦で間違えて指定形を演武してしまい、負けになった選手がいました。 この選手は、誰かに指定型をしていいと言われたそうです。 しかし、大会要綱にもプログラムにも、今大会のルールは細かく記されています。 自分で確認していれば、このような間違いは回避できたでしょう。
個人試合と言うのは1人で挑むもの。 試合中は誰かが助けてくれる訳ではありません。 そして、試合前から勝負は始まっています。
全員とは言いませんが、殆どの子供達が、親に前日から準備をしてもらっているでしょう。 お弁当や送迎をしてくれる事が、当たり前だと思っています。
試合というのは、普段の練習や生活態度から始まっています。 実力を出せる選手と、今一歩のところで及ばない選手。 決して、肉体的素質や技術が全てではないのです。 感謝の心を持つ。 後輩の面倒を見る。 挨拶がきちんと出来る。
小さい頃は難しく、なかなか気付かないかもしれません。 しかし、それができる子とできない子は、大きな差が出るのです。 だからこそ、意識して行動してください。 親も注意してください。 これが日常化していれば、試合のブレッシャーに負けない強い気持ちが育つのですから。
上位に入った選手達が、試合終了後に「ありがとうございました」と挨拶に来ました。 その姿を見て、上記のような事を強く感じた今大会でした。
長い一日、御父母の方々は送迎、応援お疲れ様でした。 大会関係者の皆様、係員の方々、コーチをしてくれた康聖くん、家族で応援に来てくれた浅見さん、高野さん、ありがとうございました。
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久々に自身の大会に出場しました。 前日の練習後、子供達が集まって来て、何を言うのかと思いきや… 「先生!明日の大会頑張ってください!」
涙が出そうになりました。 なんていい子達なんだろう… よし!この子達の為にも頑張らなければ! そう心に決めて大会に出場しました。
結果は…形、組手共にベスト8です。 子供たちに入賞して帰ってくると言ったのに… 悔しくて悔しくて、2部の稽古中、思わず形の練習をしていました。 もっと練習して必ずリベンジする! 気が付けば、子供と同じ気持ちになっている自分。 この気持ちを思い出せただけでも、出場して良かったです。
過去の成績や昔の杵柄を言ったりしたくありません。 歳のせいにもしたくありません。 今の自分でどれだけ頑張れるかが大切だと思っています。 そして、いくつになっても挑戦する姿を子供達に見せていきたいです。
大会が終わった日の練習後、またみんなが集まってきました。 「先生!おめでとうございます!」
泣きそうです… こらえるのに必死でした。 何で君たちはそんなにいい子なんだ。 たいした成績でもないのに… でも、本当にありがとう。 こんな素晴らしい子供たちを生徒にもって、幸せとしか言いようがありません。 ご父母の方々もわざわざ声をかけて下さり、本当にありがとうございました。
皆さんへの感謝の気持ちは、熱い指導でお返しします!!
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さて、前回お話しした、私が選ぶ今大会のMVPは…
日大やK会など強者揃いの中、この結果は素晴らしいです。
そして、点を取られては取り返し、最後まで決して諦めない戦い方は、子供達にとっても、いいお手本になったはずです。 子供に交じって誰よりも礼儀正しく挨拶し、決して大人ぶった態度をとりません。
とにかく真面目で練習熱心で、小池先生曰く「志木のイケメン」 浅見さんが空手を始めたのは子供が入会してからなので、まだ1年位しかたっていません。 仕事もありなかなか練習時間がとれない中、来た時には誰よりも熱心に黙々と練習していました。
多分家でも相当練習しているのでしょう。
話していいのかわかりませんが、この夫婦の話が面白く、 「夜中目を覚ますと、暗闇の中、父ちゃんがyou tubeで空手見てて怖いんですけど」
「先生、父ちゃんがよくわからない空手のセミナーに申し込みました」 そういえば、浅見さんは入会直後からほとんどの大会に見学に来ていました。
まだ入会したばかりなのに、小さな「いたる」と「たつき」を連れて、全少に出るみさきの応援に武道館まで来てくれたのを覚えています。 しかも来てやったぞ!ではなく、ひっそりと目立たないように…。 空手だけではなく、その人柄も素晴らしい。
プライドもあり、格好悪いところを見せたくないという気持ちも邪魔をします。 特に練習場では子供だけではなく、お母さん方がたくさん見ていますから。 最初はみんな初心者ですからできなくて当たり前、格好悪くて当たり前。
でも、そんな恰好悪い姿を見せられる大人はすごいと思います。 子供に「何でできないの」「こうすればいいんだよ!」と怒鳴っている大人を見ると、「それならあなたがやってみなさい。どんなに難しいかわかるから」と言いたくなります。 実際やってみると子供のすごさがわかるでしょう。 硬くなった大人の頭では、形の順番さえ覚えるのに苦労しますから。
志木支部には何人かのお父さんがいますが、口だけではなく子供と一緒にやってみる、その行動力に私は感動します。 まず、あの場に立てるだけですごい事ですから。
どんどん攻め込んで、気持ちが全く負けていない。
「海和のお父さんは蹴りを全て避けていました。相手の動きに反応できています。練習を重ねて突きが上手くなったら勝てると思います。」
中1ですが、見事な分析力です…。 |
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練馬区大会の結果です。
小山凌駕 1、2年 男女組手 敢闘賞 熊谷拓也 3、4年男子 形 第3位(本部所属) 浅見正俊 一般男子有級組手 第3位 一般男子有級形 第3位 武徳会全体としては沢山の入賞者が出て素晴らしい大会でした。 (詳しくは武徳会HPをご覧ください) 今回の志木支部の子供達の感想は… みんな確実に成長している! 勝った子には勝った理由があり、負けた子もいい内容の試合をしている子が多かったです。 まず入賞した凌駕は、普段の練習から、勝ちたい、強くなりたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。 練習は休まず、他の子がふざけていてもからまない。 練習時間を大事に、とにかく一生懸命取り組んでいた子です。 試合では合わせも上手く、引手もきちんとできていたのでポイントがとれ、負けた試合も僅差でした。 勝ちたいという気持ちを見事に結果にできた子です。 まだまだ課題はありますが、この気持ちがある限り、どんどん吸収して伸びるでしょう。 負けはしましたが、私に感動を与えてくれたのは康太です。 入ってきた時は集中力がなく、練習にも熱が入っていませんでした。 しかし、2部で鍛えられただけあって気持ちが強くなり、相手を追い込みいい試合をしてくれました。 この子は試合に出る度に上手くなります。 高学年からのスタートで今は苦しいですが、この体格とガッツを活かしたら大物になると期待しています。 同じく2部に参加しているよしき。 普段驚くほど大人しいのですが、試合では男を見せてくれました。 決して下がらず、相手をよく見て試合ができたのは立派です。 技術も決して負けていませんでした。 2回戦目、相手がメンホーを直している隙を狙わず待ってあげていたのは優しい… が!試合ではその優しさはいらないんだよ(-_-;) しかし、この子は経験を積むたびに上手くなっていくと確信しています。 負けはしたが、再試合まで持ち込んだゆうき。 茶帯相手にグイグイ攻め、相手に思うように試合をさせませんでした。 課題は突きの弱さです。 これは練習でいくらでも変えられるので、時間の許す限り練習に来てみよう。 伸びしろがたくさんあるんだから、空手だけではなく自分も変わるはず。 残念ながら棄権負けした、たつき。 大きい相手に果敢に向かっていく姿は立派でした。 ここで皆さんにも覚えていてほしいのですが、審判に「大丈夫か?できるか?」と聞かれ、「無理です」「できません」と言ったら、こちらの棄権になります。 しかしドクターストップがかかったら相手の反則になるんです。 今回は執拗に「できないな」「無理だな」と聞かれたので、思わず私も熱くなり抗議してしまいましたが、こんな事もあるんだと頭に入れておいて下さい。 初めての経験ですから仕方ありませんが、この子は元々練習熱心な子なので、これをバネにもっともっと成長するでしょう。 たつき、実は大きい子は小さい子が苦手なんだよ。 小さくても相手を惑わす技術を覚えれば、きっと勝てます。 今回もっとも安定した試合ができ、成長を感じさせてくれたゆうせい。 構えも一人前になり、相手をよく見て試合ができていました。 負けた試合は経験の差です。 これはこれからいくらでも挽回できるので、今のまま真面目に一生懸命練習していれば大丈夫です。 来年絶対リベンジしよう! 他の子も可能性を感じさせる試合をたくさんしてくれました。 ここでは書ききれませんが、一人一人の勝った理由、負けた理由を全部把握しています。 この大会でこの結果は十分と言いたいのですが、やはりみんなを勝たせてあげたい。 全員表彰台にのせてあげたいです。 その為にこれから更に厳しく(愛情をもって)指導しますが、みんなも与えられた時間で精一杯、道着が汗でクタクタになるまで練習しなければ。 そして、できる限り試合や対外練習に参加して、経験を積んで下さい。 志木支部やっと進み出しました。 ここからみんなでてっぺんを目指そう ![]() 最後に今回のMVPは、次のブログで! (決して引きずっているわけではなく、書く体力が… ![]() |
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練馬区大会が終わりました。
個々の感想は後にして、全体的な感想は、「みんな確実に成長している」。 今回入賞者は少なかったですが、この大会の規模とレベルを考えると当然です。 それでも、みんな前回より一つ二つと勝ち進み、入賞まであと一歩の子もたくさんいました。 結果に満足の子もそうでない子も、きちんと今日の結果を受け止めて下さい。 素直に受け止め、できなかった事を次の課題にする事で、また成長できるのです。 そして親も、負けた理由を何かのせいにして、子供を庇わない下さい。 相手が全少選手だった、優勝した子とあたった、審判が悪かった、体格の差が…等など。 全少選手がずっと勝ち続けるとは限りません。 優勝した子にあたったとしても、そこに勝たなければ優勝できません。 審判が悪かったといっても、勝った子も同じ条件で戦っているんです。 入賞した子も大きい子ばかりではなかったでしょう。 親が負けた理由を何かのせいにして庇うと、子供もそれで納得し成長できません。 親と同じように、子供も言い訳ばかり探すようになります。 負けるのには負ける理由があるのです。 それを子供に考えさせ、応援するのが親の役目だと思います。 今回とてもいいお手本の子がいました。 本部で優勝したみ○とま○ひでです。 み○は中学になり部活で忙しいため、本部の練習にはほとんど来れなくなりました。 しかし練習に来た時には、誰よりも精一杯練習します。 そして8か月ぶりの大会でしたが、見事中学女子で優勝。 お昼休み、携帯をいじっている中学生の女の子達とからまず、一人で黙々と練習していました。 やはり勝つ子は違います。 同じく本部のま○ひでも、塾で忙しくなり週2位しか練習に来れなくなりました。 しかし、練習に来た時の集中力はすごいです。 強化練習や合同練習に来れなくても、普段の練習だけで優勝するんです。 この二人に共通して言えることは、限られた時間の中での集中力と、空手に向き合う姿勢の素晴らしさです。 絶対に勝とうという気迫に満ち溢れ、努力を怠りません。 このように練習時間が少なくても、相手が誰であろうと勝つ子は勝つのですから。 大切なのは練習時間や相手ではなく、自分です。 親に言われたからではなく、自らの意思で考え行動にうつせば成長します。 係員をしてくださった高橋さん、ご父母の皆様、長い一日本当にお疲れ様でした。 結果については、次のブログで報告します。 |
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