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【2025/07/05 16:06 】 |
心温まる話

大会に使った鞄を開けてみたら、み○きのペンが入っていました。

み○きに返そうと思いましたが、その日は休み。

み○みのお迎えに来ていたお母さんに渡したところ、とてもいいお話が聞けたのでご紹介します。



以下、み○きのお母さんからきたメールです。


その日、私達は応援だった為、少し遅れて会場入りしました。

案の定、席が全く空いていなく、お弁当を食べる所もありません。

シートも忘れたので、仕方なく階段に座って食べようと思っていたんです。

そしたら、ゆうせい君のお母さんが、声をかけてくれました。

「あそこは先生方が荷物を置いているだけなので、今は空いているはずです。お借りしてもいいと思いますよ」と。

困っていただけに、その言葉がとても嬉しく、お言葉に甘え席をお借りしました。

その時に、み○きのペンが入ってしまったのかもしれません。

遠藤さんのおかげで、落ち着いてお弁当も食べられましたし、座って応援する事ができました。

ゆうせい君のお母さんは、周りへの気遣いがとてもできる方です。

困っている人がいると、見て見ぬふりをしません。

ゆうせい君が優しいのは、お母さんが優しいからですね。

私も見習わなければと思いました。



何気ないことですが、心温まるお話で、私も嬉しくなりました。


試合会場では、親の方が席取りに必死です。

少しでも椅子を確保しようと、人数分以外にも荷物を置く。

選手が試合の為に席を離れていても、そこは私の陣地です!と言わんばかりに近付かせない。

会場が開き、走らないで下さい!と言っても猛ダッシュ、もしくはオリンピック選手並みの強歩で入ってくる。

これは、ほとんど大人です。


いい席で子供を応援したいのはわかります。

その為に早起きして来るのですから、権利もあるでしょう。

しかし、子供が帰ってこないような席なら、少しの間座らせてあげる位の優しさがあってもいいのではないでしょうか。

戻ってきたら、また空けてもらえばいいのですから。


私がコーチとして観客席にいる時には、驚愕な光景を目にしました。

一番前に座り、手すり前に荷物を置いていた母親の話です。

ビデオを撮ろうと、置かれた荷物の間から撮影している方がいました。

遠慮がちに撮影しているのにも関わらず、シートに少しでも足がかかると「ちょっと

撮影者が違う方向を見ていたら、見えないよう足で荷物を押し、さらに幅寄せ。

嫌がらせの連続に注意しようとしたら、目が合ったのです。

そしたら、「やりましたけど、なにか?」という不敵な笑いをうかべました。

悪いとか、恥ずかしいとか全く思っていないのですね。

隣に住んでいたら、隣人戦争をおこしかねません。

あまりにも衝撃的だったので、この記憶は墓までもっていくでしょう。



私はその親の隣にいた子供の道着を見て、道場名も名前もしっかり覚えました。

その子は上位入賞者で埼玉の強化選手にもなっていましたが、先は想像できます。

子供に罪はないのですが、この親に育てられたら、人としてまともに育つ訳がありませんから。

予想通り、最近の大会には、入賞者として出てこなくなりました。



話が脱線してしまいましたが、やはり親(大人)は子供の鏡です。

子供のマナーが悪いと言う前に、大人がマナーを正さなければいけません。

通路に幅いっぱいシートを置いて話し込んでいたり、子供の試合時間以外にマンガ本を読んでいたり...。


そんな大人が多くなった今だからこそ、今回のお話はとても嬉しかったのです。

どんな時でも人を思いやる心の余裕をもってほしい。

 

佑晟のお母さんを始め、支部の保護者の方はできた方が多いです。

新しく入会された方がいても、親同士いつの間にか仲良く話をされている。

子供同志もすぐに仲良くなり、練習後みんなで一緒に遊んでいる。

だからこそ、試合では仲間を大声で応援する光景が見られるのだと思います。

規模が小さい事もありますが、この環境をつくって下さる保護者の方に、感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、この気持ちがあるのも本部の教えがあるからです。

土佐先生も、自分達の場所以外のゴミも片付ける、感謝の気持ちを持つようにと常々言い続けています。

私よりずっとお若いのに、素晴らしい事です。



子供達も、空手はまだ半人前。しかし、人として見本になることはすぐにできます。

大人も誰かがやるではなく、私達から変えていきましょう。

その姿を見て、子供は成長していくのですから。



 

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【2012/11/20 00:38 】 | 支部長ブログ | 有り難いご意見(0)
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