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夏休み、子供達は元気に家族とレジャーや遊び、宿題に?と過ごしていると 思います。休み明けの練習日には、元気な顔を見せて下さい! さて、来年度から空手競技規定(ルール)の一部が改訂されます。 私も現在勉強中ですが、これからさらに講習会を受けて完全にマスターし、 子供達が安心して試合が出来るようにしていかなければいけません。 その新ルールですが、基本的には今まで通りです。 コントロールされた良い技には得点が与えられ、やってはいけない事は 違反(反則)になります。 1番大きな変更点は、技による得点は、審判員による多数決優先裁定方法が とられるということです。 得点と罰則を与えるには、最低副審2名の同意が必要で、見ている観客も 理解しやすいような方法がとられています。 新ルールブックでも、技に対する得点基準は現在行われているものと 変更はありません。 良い姿勢、スポーツマンらしい態度、気力、残心、適切なタイミング、 正確な距離でコントロールされた技であれば、得点を与えられます。 これらを基準に審判員は、得点技になるのか、そうでないのか(反則)を 判断している訳です。 よく新ルールでは、突き技は取って(得点)もらいにくくなるという話を 耳にしますが、新ルールでは主審の得点に対する権限は無くなり、4名の 副審による多数決による旗表示によって得点の有無が決定されるからです。 すなわち、副審2名以上の旗表示がなければ、得点は得られないのです。 副審2名ずつがそれぞれ赤・青に表示した場合は、双方の競技者に得点が 与えられます。 例えば、赤が上段蹴り表示、青が突き技表示の時は、赤に3ポイント、 青に1ポイントの得点になります。 今までは主審の権限が大きく、しばしば主審が副審を無視して独断で 決定している事も見られましたが、新ルールでは主審の得点を与える 権限が無くなり、副審2名以上が技の得点基準であると認めてもらえなければ 得点をもらえません。 本来空手の突き蹴り技は、誰が見てもその有効性がなければいけないものです。 試合に勝つためだけ、ポイントを取るためだけの練習をしているから、 空手本来の突き蹴りが出せなくなっているのではないでしょうか。 普段から武道、空手道としての基本練習をしていれば、コートにいる審判員全員が 認めてくれる突き蹴り技が出せるはずです。 今までは、技による得点で勝敗が決定するだけでなく、多くの試合が相手の ペナルティによって決まってしまうこともありました。 新ルールでは得点は技によるもののみにし、ペナルティによる得点は無くなります。 そして競技を活性化させるため再試合をなくし、その試合内で決着をつける為 同点の場合は「判定」となります。(審判5名による旗判定) まずは得点に関する簡単な説明をしました。 これからは特に試合の為だけにという訳ではなく、普段の練習で 基本をしっかり練習し、技術を更に向上させていく事が大切です。 そうすれば、どのようなルールであろうと、良い技が自然と出せるようになります。 PR |
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